迷惑メール対策設定 †迷惑メール対策設定では、スパムフィルターの処理方法を決めることができます。 「ドメイン全体に対して設定できる機能」と「個々のアカウントに対して設定できる機能」に分かれています。ドメイン全体の設定よりも、アカウントの個別設定が優先されます。個別設定していない場合は、ドメイン全体の設定が適用されます。
件名に追加する文字 †ドメイン全体、個々のアカウントで設定可能な機能です。 迷惑メールの判定強度に基づいて、迷惑メールと判定したメールの件名に追加する文字を設定します。デフォルト値は[SPAM]が設定されています。 例えば、「テスト」という件名のメールがスパムと判定された場合、デフォルトの設定では、「[SPAM] テスト」という件名に変更されることになります。メールソフトでは、ここで設定した文字([SPAM])に基づいて振り分けをするのが効果的です。 迷惑メールの隔離を有効にしていて、件名を変更したくない場合は、文字の入力欄を空にして更新してください。 迷惑メールの判定強度 †ドメイン全体、個々のアカウントで設定可能な機能です。 基本的には「通常の判定」のままで問題ありません。ホワイトリスト・ブラックリスト設定を使っても、判定の精度が今一つだという場合は、この設定を調整することで、判定精度の向上が期待できます。
判定強度を微調整したい場合は、「細かく指定」の入力欄に任意のスコアを入力します。 スコアについて †Alive Mail Filterでは、受信した個々のメールについて、スパムメールであるか、あるいは正規のメールであるかの判定を行います。その判定結果として、メールに対してスコア(得点)が付けられます。スパムメールの特徴が多いほどメールのスコアは高くなり、特徴が少ないほどメールのスコアは低くなります。 言い換えると、スコアが高いほどスパムメールの確率は高く、スコアが低ければ正規のメールである確率は高くなります。 メールのヘッダーには、「X-Spam-Status」という行が追加され、そこでスコアを確認できます。以下はその例ですが、判定結果として「7.0」というスコアが付けられています。
スパムメール検知率と誤検知率 †スパムメールの検知率が低いほど、スパムメールを判定にしくくなります。スパムメールの特徴が多く見られるメールについてはスパムだと判定できますが、特徴が少ないものは判定できません。その一方で正規のメールが、スパムメールだと誤検知される確率も低くなります。 スパムメールの検知率が高いと、スパムメールを判定しやすくなります。スパムメールの特徴が少ないメールであってもスパムだと判定することができます。その一方で正規のメールが、スパムメールだと誤検知される確率が高くなります。 隔離メール通知の件名 †ドメイン全体で設定可能な機能です。 各アカウントの迷惑メール対策設定で隔離メールの通知を有効にしていている場合、スパムメールと判定され、隔離されたメールの一覧を通知します。 標準では「[Alive Mail Filter] スパムメール隔離レポート」という件名でメール通知が行われます。 隔離メール通知のフッター †ドメイン全体で設定可能な機能です。 各アカウントの迷惑メール対策設定で隔離メールの通知を有効にしていている場合、スパムメールと判定され、隔離されたメールの一覧を通知します。 |