* 迷惑メール対策設定 [#e10b19ba]
迷惑メール対策設定では、スパムフィルターの処理方法を決めることができます。

「ドメイン全体に対して設定できる機能」と「個々のアカウントに対して設定できる機能」に分かれています。ドメイン全体の設定よりも、アカウントの個別設定が優先されます。個別設定していない場合は、ドメイン全体の設定が適用されます。

|CENTER:|LEFT:150|LEFT:100|LEFT:100|LEFT:250|c
|~No|~機能名|~ドメイン全体|~アカウント|~デフォルト値|
|1|[[件名に追加する文字>#spam_subject_prefix]]|設定できる|設定できる|[SPAM]|
|2|[[迷惑メールの判定強度>#spam_judge_level]]|設定できる|設定できる|通常(5.0)|
|3|[[隔離メール通知の件名>#isolate_notify_subject]]|設定できる|設定できない|[Alive Mail Filter] スパムメール隔離レポート|
|4|[[隔離メール通知のフッター>#isolate_notify_footer]]|設定できる|設定できない||
~
#ref(amf-domain-filter.jpg)

&aname(spam_subject_prefix);
** 件名に追加する文字 [#pacf5a29]
ドメイン全体、個々のアカウントで設定可能な機能です。~
個々のアカウントの設定が優先されます。

[[迷惑メールの判定強度>#spam_judge_level]]に基づいて、迷惑メールと判定したメールの件名に追加する文字を設定します。デフォルト値は''[SPAM]''が設定されています。

例えば、「''テスト''」という件名のメールがスパムと判定された場合、デフォルトの設定では、「''[SPAM] テスト''」という件名に変更されることになります。メールソフトでは、ここで設定した文字(''[SPAM]'')に基づいて振り分けをするのが効果的です。

[[迷惑メールの隔離>MailFilter/迷惑メール対策設定#use_isolate]]を有効にしていて、件名を変更したくない場合は、文字の入力欄を空にして更新してください。

&aname(spam_judge_level);
** 迷惑メールの判定強度 [#j1e03235]
ドメイン全体、個々のアカウントで設定可能な機能です。~
個々のアカウントの設定が優先されます。

基本的には「通常の判定」のままで問題ありません。[[ホワイトリスト・ブラックリスト設定>MailFilter/ホワイトリスト・ブラックリスト設定]]を使っても、判定の精度が今一つだという場合は、この設定を調整することで、判定精度の向上が期待できます。

|LEFT:100|LEFT:50|LEFT:100|LEFT:100|c
|~設定値|~スコア|~スパム検知率|~誤検知率|
|軽度な判定|10.0|低い|低い|
|やや軽度な判定|7.0|やや低い|やや低い|
|通常の判定|5.0|通常|通常|
|やや厳重な判定|4.0|やや高い|やや多い|
|厳重な判定|3.0|高い|多い|

判定強度を微調整したい場合は、「細かく指定」の入力欄に任意のスコアを入力します。

*** スコアについて [#f625b3c4]
Alive Mail Filterでは、受信した個々のメールについて、スパムメールであるか、あるいは正規のメールであるかの判定を行います。その判定結果として、メールに対してスコア(得点)が付けられます。スパムメールの特徴が多いほどメールのスコアは高くなり、特徴が少ないほどメールのスコアは低くなります。

言い換えると、スコアが高いほどスパムメールの確率は高く、スコアが低ければ正規のメールである確率は高くなります。

メールのヘッダーには、「''X-Spam-Status''」という行が追加され、そこでスコアを確認できます。以下はその例ですが、判定結果として「7.0」というスコアが付けられています。

>
''X-Spam-Status:'' Yes, ''score=7.0'' required=4.5 tests=FM_FRM_RN_L_BRACK,GAPPY_SUBJECT,X_IP autolearn=disabled version=3.2.5
<


*** スパムメール検知率と誤検知率 [#kdd9bb95]
スパムメールの検知率が低いほど、スパムメールを判定にしくくなります。スパムメールの特徴が多く見られるメールについてはスパムだと判定できますが、特徴が少ないものは判定できません。その一方で正規のメールが、スパムメールだと誤検知される確率も低くなります。

スパムメールの検知率が高いと、スパムメールを判定しやすくなります。スパムメールの特徴が少ないメールであってもスパムだと判定することができます。その一方で正規のメールが、スパムメールだと誤検知される確率が高くなります。


&aname(isolate_notify_subject);
** 隔離メール通知の件名 [#wa60dc40]
ドメイン全体で設定可能な機能です。~
ドメイン全体で設定可能な機能です。

各アカウントの迷惑メール対策設定で[[隔離メールの通知>MailFilter/迷惑メール対策設定#use_isolate_notify]]を有効にしていている場合、スパムメールと判定され、隔離されたメールの一覧を通知します。~
通知メールの件名に任意の文字列を指定したい場合に入力します。

標準では「[Alive Mail Filter] スパムメール隔離レポート」という件名でメール通知が行われます。


&aname(isolate_notify_footer);
** 隔離メール通知のフッター [#udd792e2]
ドメイン全体で設定可能な機能です。~
ドメイン全体で設定可能な機能です。

各アカウントの迷惑メール対策設定で[[隔離メールの通知>MailFilter/迷惑メール対策設定#use_isolate_notify]]を有効にしていている場合、スパムメールと判定され、隔離されたメールの一覧を通知します。~
通知メールのフッターに任意の文字列を指定したい場合に入力します。~

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